デザイナーウィークの今週2人目は、
Yayasan Tuanku Nur Zahirah」です

ソンケットはマレー半島東海岸の特産品で、金糸を使った織物です。
とっても華やかな織物で、よくウェディング
の時の新郎新婦の衣装に使われていたりしますね♪
細かい手作業で作られる布はまさに職人の一品て感じがします。

この「Yayasan Tuanku Nur Zahirah」は現王妃の後援のもと設立され、
昨日のMeesha Sukira同様、高価で手の届かなかったソンケットを、
もっとモダンにしてソンケットを身近に感じてもらおう
という思いを込めて設立されました。

そのショールームがこちら
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とっても明るいショールーム内には素敵なソンケットのファブリックが

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優しい色使いで、とてもステキ


そして一番目を引いたのが、これ
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孔雀~
すごい。
この模様をひとつひとつ丁寧に織っています。

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裾にも!
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これが前。伝統織物がこんなモダンに変わるとは・・

お話を聞かせてもらったハーニムさんによると、Yayasan Tuanku Nur Zahirahでは
トレンガヌとサラワクに工場を持っていて、若い人たちに手法を引き継がせているそうです。
どこの国でも同じですが、若い人の伝統離れは激しく、現在こういった伝統を必死でまもって
いるのは年配の方々・・その方々がいなくなれば、伝統はなくなってしまいます。
そのため、工場であえて若い人たちに手法を伝えているそうです。
こうやって伝統を守っていってくれる人たちがいることは本当に幸せです。

ハーニムさんが、
ソンケットは着物の帯にも使えるわよ」って。
確かにそうですね。帯ももともとは織物ですからね
日本の方にも是非興味を持ってもらいたいそうです

コラボレーションにも挑戦しているYayasan Tuanku Nur Zahirah。
実はバティックともコラボレーションをしたことがあります

明日はそのコラボしたバティックデザイナーをご紹介しますねお楽しみに

Showroom Data:Yayasan Tuanku Nur Zahirah
Address:83 Jalan Telawi,59100,Bangsar,KL
Tel:603-22848253