UNESCO世界文化遺産でもある歴史都市・マラッカ。
_6
マラッカを歩くと、こんな可愛い建物をよく見かけます。
これは「ショップハウス」という、1階が商店、2階が住居になった
建物です。

とまぁ、これが基本なんですが、よぉーっく見てみると、建物の様式が
ビミョーに違います


そうショップハウスも時代の流れに乗って進化してるんです。

まずは1番古いスタイル・オランダ式
1_SH_Dutch
17世紀、オランダ人によって建てられた1番初期の様式。
ヒーレンストリートでよく見ることができますよ
特徴は、2階の窓がとても小さいこと。

3_SH_SouthernChina_
2番目はこれ、中国南部式
18世紀~19世紀に建てられたとされ、風水に基づいて
建てられてるそう。外観からは分かりづらいですが、中庭と、
屋根が強調されています。

4_SH_EarlyTransitional
これが初期のもの。
長屋スタイルのものが多かったそうです。

7_SH_NeoClassocal
これがイギリス支配時代のもの。
イギリス支配時代は前期・後期とありますが、これは後期のほう。
2階の窓は風通しを良くするために大きく作られているのと、
豪華な装飾がされています。


・・・とまぁ、こんな感じで時代によって様式も違っています。
様式はご紹介したものの他に、「過渡期」「ネオ・クラシック」「アールデコ
近代(戦後)」と実に9タイプもあるんです

こんな風にショップハウスの違いを見ながらマラッカ観光するのも
面白いんじゃないでしょうか?